きみが寝てるまの針しごと

子供が寝ている間にちょこちょこ進める裁縫の記録

生活が一変しました

ブログを書くのが本当に久しぶりになってしまいました。
前回が、2021年7月なので約1年半放置しておりました。。

その間、新たに仕事を始めたり色々とありましたが、2ヶ月ほど前からアメリカに居住しています。
日本で使用していたミシン (Singer, nu+, SC227)  を飛行機に持ち込むことも考えたのですが、余りの荷物の多さに断念。
現在はまだミシンを持っておらず、お店を見て値段を聞いたり、しばらくのんびりとしています。

近所に布地店があり行ってみました!
この店には高機能のミシンしか置いておらず、コンピュータミシンは最低価格700ドルからとのことで、結構高価です。。(Babylock)
JUKIの職業用ミシン(?、直線縫いのみ)は200ドル代でしたが、端の処理にロックミシンが必要となるので、総額としては高くなりそうです。

こちらはキルトが盛んなのか、店の中にたくさん展示されていました。

今の所、あまりキルトをつくりたいという気持ちにならないのですが、そもそも使う用途がわからないからなのかしら。

お店の方に日本から来ましたと伝えたところ、「あぁJUKIは日本のメーカーよね!」という反応をされて嬉しかったです(笑)
JUKIさんありがとう!(日本で使ってたのはSingerだったけど)

日本で買った洋裁本もほとんど持ってこれず残念ですが、こちらでも細々と縫い物を続けていきたいです。

『猫のきせかえぬいぐるみ』④ボディ作製編

随分と前回の記事から間が空いてしまいました。初めて父の日を迎える夫に向けて、手作りプレゼントを作っていたらあっという間に3週間近く経っていました。慣れないことは時間かかりますね。

 

さて、猫のボディ作りをしていました。

灰色のオックス生地に厚紙を貼った型紙を置いて、チャコペンシルで印をつけていきます。

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こちら裁断したところです。さらに指定の場所にほつれ止め液をつけ、乾燥させます。
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こちら、手を作製したところ。

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写真を撮り忘れていますが、足と胴体を作ってボディ完成です。
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ヘッドと尻尾を縫い付けます。
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なんだかボディとヘッドの色が合っていない気もするのですが、服を着たら違って見えるかもと期待して次のステップに進みます!

『猫のきせかえぬいぐるみ』③ ヘッド作製編

モヘア生地を裁断し縫い代分の毛を根本からカットしたら、ようやくミシンの出番です。

まずは耳パーツの作製。ピンク色のフェルトと合わせて猫耳の完成!

なのですが、、耳付け根部分の縫い代ををカットしすぎる痛恨のミスをしてしまいました…

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このままでは、耳が小さくなってしまう…ということで、本来6ミリの縫い代なのですが、もっと狭くギリギリのところを顔本体と縫いつけることに。失敗しないように、まずしつけをしてから縫うことにしました。
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表に返して、次は綿を詰めます。大体12gとあったので、一応計りました。結構多く見えますが、するっと入ってしまいます。

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綿を詰め終わった所です。これは猫だろうか、なんとなくネズミっぽい気もするなあ、と思いつつ、次の作業へ。

鼻と口を刺繍しました。

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この刺繍、刺し始めと終わりをどのように処理すると良いのかわからず、少々調べました。

もうすでに綿が詰められているので、裏から玉結びすることができず、かといって一番目立つ所なので、表に玉結びが飛び出ているのも嫌だったので、他の方がどのように処理されているのか調べることに。

最初に玉結びを作って、長いぬいぐるみ用の針を首部分から挿して糸を出したところで刺繍針に付け替える、という方法をとっていた方もいたのですが、少し手順が多かったので不採用にしました。

まず縫い初めは、表から針を差し2針縫って1針返し縫いし、不要な糸を切る方法にしました。

縫い終わりですが、どうしても上手い方法が分からず、首付近の目立たない場所に糸を出し玉結びすることにしました。玉結びが解けないように手芸用接着剤で糸端を固めます。

 

次はいよいよ目です。

まず、合皮を使って目台を作り、プラスチックアイに糸を通して目台と合わせていきます。

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次に、目の位置をプラスチックアイを当てたりまち針を使って決定。目打ちと鉗子を使って、目の位置に穴を開けます。

糸をぬいぐるみ用針につけて、目パーツを取り付けていきます。

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一応出来たのですが、こちらはもう一度やり直しました。どうも左目が外向きになってしまい今ひとつ。。。

何が原因だろうかと考え、目パーツを作るときの糸を出す向きによって目の向きが変わるのではないかと予想しました。

そこで今度は、左右の目パーツの糸を出す向きを統一し(目の下側から出るようにしました)、再度挑戦。

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先程よりは、目の向きが左右で揃って表情が好みになりました。

まだまだ改善の余地がありそうですが、今回はこのままで作製を続けることにしました。

ぬいぐるみの目は奥が深いです。糸の張り方ひとつで全然違う表情になります。

私も相当糸を引っ張ったつもりだったのですが、おそらくまだ足りないのかなと思います。

誰が見ても可愛いと思われるテディベアなどは、作り手の熟練の技が必要なのでしょう。奥深い世界です。

『猫のきせかえぬいぐるみ』② 型紙作製〜モヘア裁断編

材料を揃えるのと並行して、型紙の準備をしました。

本の巻末にコピーして使える型紙があり、とても便利です。

この本は着せ替える服の作り方も載っているのですが、とりあえず猫本体と下着の型紙をコピーしました。

著者によると、型紙は厚紙に貼って使うと便利とのこと。今まで洋服を中心に作って来たのでやったことがありませんでしたが、確かに何体も作る場合にはその方が効率が良さそうです。

と言うことで、型紙作りました。

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次は、モヘアに100均で買ったペット用ブラシを掛け、アイロンスチームで流れを固定させます。

ただ、初めて使う素材のモヘア生地。本当に毛の流れを固定できているのか、よくわからず。

作った厚紙型紙をあててチャコペンシルで型を取っていったのですが、毛がある分厚みでふわふわとしてなかなか描きづらかったです。

やはり本に書いてあった通り、鉛筆タイプではなくペンタイプの方が良かったか。。。

 

モヘアの裁断後、縫い代部分の毛を根本から切ります。その際、裁ち鋏ではどうにもうまくできませんでしたので、やはり小ぶりな手芸用ハサミが必須でした。

 

Clover カットワークはさみ 115 サック付き 36-666

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  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 



 

この型紙作り〜モヘア生地裁断に、合計3時間(4日間)かかっています。

でも、この作業が一番大切だと思っているので、ひとまず山を超えたかなと言う所です。

『猫のきせかえぬいぐるみ』①材料編

ゴールデンウィークの頃から、猫のきせかえぬいぐるみ作りに取り組んでいます。

娘のぬいぐるみを作ろうかと本を探していて目に飛び込んできたこの表紙に心を奪われ、まずは自分用に作ってしまおう、と準備を始めました。

猫のきせかえぬいぐるみ

猫のきせかえぬいぐるみ

  • 作者:芝 千世
  • 発売日: 2021/02/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

この2週間強で、材料集めと型紙作りを進めました。

何しろぬいぐるみを作るのは初めてで、道具もあまりありません。100均にありそうなものは100均で揃えました。

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  • 手芸わた
  • 穴あけポンチ
  • ピンセット
  • ピンセット ロング
  • ペット用ブラシ
  • ほつれ止め液
  • 手芸用ボンド
  • 合皮ハギレ
  • 金槌

ダイソーは素晴らしい品揃えですね。

 

その他、手芸店で以下のものを揃えました。

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  • ぬいぐるみ用針
  • 手芸用ペレット
  • 手芸用鉗子
  • 12ミリプラスチックアイ グリーン
  • ミシン糸
  • ボタン付け用手縫い糸
  • 手芸用ハサミ

 

布は、頭と尻尾用のモヘア生地をテディベア材料専門店のサンタクルーズベアさんにて購入しました。

まず1100円のサンプルセットを送ってもらい、実際に色や手触りを確認して注文するシステムです。

テディベア材料通信販売専門店 * サンタクルーズベア * 最高級モヘア・アルパカのシュルテ社製品日本オフィシャル販売店です。

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全てのサンプルを触れてチェックした結果、毛足1センチのストレートモヘア、紫がかった灰色の「ラベンダー」に決定しました。

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ホームページの写真とはかなり色合いが違うものなのですね。

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モヘアの色に合わせて、灰色のオックス生地と耳用にピンクのフェルトを購入。こちらは近所の手芸店で選びました。

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材料を集めるだけで2週間近く掛かってます(汗)

手芸用ハサミと鉗子が本当に必要なのか、購入をかなり迷ったのですが、今のところハサミは必須アイテムでした。定価1800円ほどの小さなハサミなのですが、刃が薄くて本当に細かい作業ができます。

Clover カットワークはさみ 115 サック付き 36-666

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  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

鉗子を使う工程はまだ先なので楽しみです。

材料集めの間に型紙を作っていましたが、その話は次の記事で。

子どもが寝ている間にどれだけ裁縫できるのか

はじめまして。
現在4ヶ月の子どもを育てる母です。
私の趣味は洋裁です。
数年前に篠原ともえさんの「ザ・ワンピース」という名著に出会い、ミシンに目覚めました。
自分のワンピースを中心に、ポーチなどの布小物や夫のシャツ、帽子などを作って来ました。

篠原ともえさんは子供服の本も出されており、いつか作れたらと眺めていた私。
昨年娘を授かり、さあこれから娘の服もたくさん作るぞと意気込むも、育児が始まるとまとまった時間をほとんど取れないことがわかりました。

作業に没頭できる時間は、娘の眠っている早朝深夜と細切れのお昼寝タイムのみ。
しかも私が望む優先順位は、
子の安全>子の健康=夫婦の健康>家事(食事、掃除、洗濯)>趣味
です。なかなか裁縫する時間は余っていません。

それでも、何かを作るワクワクした気持ちは私にとってメンタルの健康を支える上で欠かせないものです。
なので、趣味の時間を毎日少しずつでも作っていけたらと思い、記録のためこのブログを始めることにしました。

同じ趣味の皆さまに読んでいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。

ザ・ワンピース 篠原ともえのソーイングBOOK

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  • 作者:篠原 ともえ
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